我が道を行く東北人Tommyの日々の記録です。美味しいものをおいしく食べることが好きです。歌舞伎と落語が好きなチェロ弾きです。


by kazeyohuke-byun
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教育実習②

さて教育実習2週目記。

ななななんと、実習授業開始前日に、
先生方&実習生全員が職員室に集められ、
校長先生が、
「明日は台風による悪天候が予想されます。
生徒達の安全のため、休校措置をとります。
先生方は身の安全を確保しながら出勤してください。」と。

実習生全員フリーズ(T□T)
授業回数が減っちまうじゃないかーー(T□T)

呆然としながらも、
まずはその日の仕事を終わらせねばと、
他の実習生と一緒に机に向かっていると、
確かに雨脚が強くなってきました。
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生徒はもちろん、先生方もすでに全員ご帰宅。
警備員さんに「はよー帰りや。」と言われ、
だーれもいなくなった学校を後にしました。




さて、呆然としながら迎えた翌日。


真っ青な空。
燦々と輝く太陽。
水たまりがキラキラ光る校庭。
気持ち良さそうに飛ぶとんび。
心地よい風。
しーんと静まり返った校舎。





おい…







というわけで、
どう考えたって休校にする必要はなかったのではないかと思われる中、
ひたすら教材研究&指導案作りに勤しむ一日が始まりました。
夕方からは、実習生それぞれが教室に散らばり、
誰もいない教室(私の場合は音楽室)に向かって授業の練習をしてました。

在学中からお世話になっている数学のI先生によると、
生徒が一人もいない校舎のあちこちの教室で
スーツ姿の実習生が誰もいない教室に向かって
「さあ、教科書の○○ページを開いて!」とか、
「では、この問題をやってみましょう!」とか言いながら授業している光景は、
前代未聞の、ある意味不気味な光景だと、
職員室で話題になっていたそうです^^;
確かにそうですよね…(苦笑)
でも、実習授業本番前の良い練習となったのも事実です^^



さてさて、いよいよ実習授業初日。
当初は創作に近い合唱を指導する予定だったのですが、
生徒たちの状況と、今の教科書の内容の薄さによるショックから、
いろいろ変更。

題材は、教科書には載っていないけれど
「仰げば尊し」を使用することに。
私が担当した「1年生」は、
つい先日中学校を卒業してきたばかりの学年であり、
逆の発想で考えると、校舎内の生徒の中では一番卒業式に近いのです^^

ド緊張の中で始めた授業、
まず最初に驚いたのは、
「仰げば尊し」という曲を知らない生徒が10人前後いるということ。
最近は卒業式で歌われる機会もめっきり減ったものの、
(私も卒業式でこの曲を歌ったことはありません…)、
どこかで聞いたことがあるのではないかと予測してました。
ちなみに歌ったことがある生徒は1クラスに1人か2人。
音楽担当の先生と一緒にびっくりしました。

さて、どのクラスも最初の授業は歌詞の理解から。
はっきり言って古典の授業でした…。
何せ歌詞は文語。
「この『め』は命令形じゃなくて、推量の助動詞「む」の已然形ね!
ってことは意味は何だい?」
なんて質問をしてました^^;

生徒たちの反応も良く、
反省点はたくさんあったものの、
何とか予定していたところまで進めたり、
伝えたかったことを伝えることができました。
音楽担当の先生にも授業後の反省会で、
「教えるの初めてじゃないなって思った!去年外部講師やってたのよね。
つかみはOKじゃない?ま、まだまだ課題はあるけどね(笑)!」
とのお言葉を^^

よっしゃこの調子で頑張るぞ!!!!!
と気合いをいれながら、
次のクラスへ!









で、粉砕、撃沈したのであります…。

その授業とは…
男子12人のみ、という変則クラス。

母校は、私の在学中は女子校でしたが、
県内公立ナンバースクール共学化が進められて今は男女共学に。
しかし、理数科普通科併せて1学年280人のうち、
男子はたったの40人(女子の力強し)。
で、そのうちの文系クラス音楽選択男子が12名。
選択科目によってクラス分けされるのですが、
どういうわけか、
音楽選択男子12名と美術選択女子28名、
というクラスが出来上がったそうです。
で、音楽選択男子のみの音楽の授業、
というのが存在することになったのであります。
そんな授業があるとは音楽以外の先生方はほぼ全員知らなかったようで、
その話を後からしたところ、
どの先生方もびっくり仰天されていましたが、
私もはっきり言ってびっくり仰天でした…。
一見男子校ですから…。

そして…
高校時代は女子しかいない(男らしい坊主頭の女子もいたけど)中での生活、
兄弟は女だけ、
予備校にもいったことがないから男子との接点ナシ、
というワタクシ、
高校生男子というものがどんな人種なのかさっぱり分からず。
授業をしていても、12人しかいない生徒たちの反応を全く読めず。
流れもつかめず。
一歩通行になっている気しかしなくなり、
どんどん生徒たちから自身が離れていくような気持ちに…。
結局自分が「行方不明」に…。

音楽担当の先生からは反省会で、
「何が起こったの!!!???失速していっちゃったよ!!」と…。

「生徒たちが何を考えているのか、全然捉えられませんでした…。
何だか探り合いみたいになってしまって…。それでも分からなくて…。
男子…分かりません…」と私…。

「男子…そっかー。今まで接点なかったんだもんねー^^;
でもあの子たちなりに楽しんでたんだよ。気付かなかったかあ〜。
ま、ちょうど良い勉強素材よ。頑張りなさい!」と先生。

全然気付きませんでした…本当に何も…。



ショックで魂消滅状態で実習生控え室に戻ると、
私があまりに人間離れした状態に見えたらしく、
みんなが一斉に「何があったのーーーーーー!!!??????」と。
ワケを説明した後、
みんなからいろいろな案をいただきました。
いいメンバーに出会えて良かった(><)
先生からいただいたアドバイスと、
みんなからいただいたアドバイスをもとに、
すぐに最終週へ向けてリベンジ計画をたて始めました。







並行して苦難の道だったのは「実習日誌」。
毎日パソコンで下書きして、
よーく推敲して、
その後慎重にペン書き(修正ペンは使用禁止)。

自分では「ちゃんと書いている」と思っていました。
しかし、それまで一度も朱書き訂正のなかった私の日誌に、
ある日突然朱書きが(TT)

その日は授業初日だったのですが、
全校集会で一応挨拶はしたものの、
ちゃんと自己紹介はしていなかったので、
授業の最初に短い自己紹介をしました。
すると、生徒たちからの質問やら何やらで盛り上がってしまって、
時間を少々取り過ぎてしまったのです。
それ故、授業の最後が目一杯に。
他にもちょっと説明が長かったりしたので、
時間配分をちゃんと考えねばならんのだと強く感じたので、
実習日誌に、
「今日の○組の授業では、前座が長かったり、活動の説明に時間をかけ過ぎてしまったために〜」
というように反省を記しました。





すると…
「前座」の部分に赤い×印…。
赤ペンで「導入」と書き直されていました…。

最初、なぜ直されているのか分からず、
ちょうどその時に控え室にいた実習生たちに
「なんで『前座』じゃダメなの?」
と聞いたら、
みんな一斉に爆笑し始め、私だけポカン状態。
「『前座』なんて日常生活で使う言葉じゃないでしょーーーー(爆)!」
「授業でお笑いやってきたのーーー(爆)!!!???」
「オモシロすぎるーーーーーー(爆)!!」と…。


すっかり赤面状態になりながら、
「前座」という言葉を、普通は使わないということを、
しみじみ実感致しました…(TT)


日誌は基本的に教科担当の先生にお見せして、
コメントをいただいた後、
ホームルーム担任の先生にお見せして判子をいただくことになっているので、
「どうか担任の先生があんまり中身を読みませんように…」
なんて祈りながら職員室にいらっしゃる先生のもとへ伺うと、
一字一字読み始めた先生…。
そしてとうとう例の朱書き箇所あたりにさしかかった時、
突然先生が震え出しました。
30秒くらい声のない笑いが続いた後、
「どぅわっはっはっはっはっっはっっは!」と大爆笑開始…。

あまりの笑われように、
赤面通り越して、ノミくらいの小ささになってどっかに飛んで行きたい気持ちになりました…。

「前座!!!!!!!!君、何やったの(笑)!!???
いやーーこれは人生の重大ニュースに入るくらいの前代未聞な出来事だよ!!
君、変わってるねーーーーーー(爆)!!!!」と…。






そして翌日から、
担任の先生は私の顔を見る度に…
「前座…(笑)クックックwww」と笑うように…。








(TT)







負けず嫌いなので一言言わせていただきますと!!!
担任の先生(男)だって変わっていらっしゃるのですぞ!!!
毎日バスで学校に通っていらっしゃるし!
あ、バスを「運転して」通っていらっしゃるのです!!
よく温泉宿とかが持っているような大型バスで!!!!


ふう…。

そんなこんなで第2週目終わり!
お次は涙の第3週目!!
ではまた!!!!
Commented by trintrin at 2012-07-07 11:13

・・・で・・・

前座はそんなマエフリ
いやいや導入をなさったのでしょうか?
Commented by hobo-ryu at 2012-07-08 13:25
こんにちわ♪お久しぶりのコメントです。

教育実習お疲れ様でした!!
レポ読んでるとこちらも緊張してしまいます。
まず私は大勢の前で話すのが大の苦手(`ロ´;)
その上教えるのってとても難しいですよね!
Tommyさんは上手にしかもユニークに進めておられそう♪
生徒さんに人気の先生になったのではないですか?
私たちの時代、教習の先生はアイドルだったなぁ~(*^^*)

ふふふ、前座って…なんともTommyさんらしいとゆうか…。
次のレポも楽しみにしてます♪
Commented by kazeyohuke-byun at 2012-07-09 08:41
trintrinさん
前座といっても、自己紹介したり、
集会の時に質問が来ていた音大生の生活について
ちょっとだけ紹介したりしただけなんですが、
爆笑されたり仰天されたりしながら質問に丁寧に答えていたら、
あっという間に時間がたってしまいました(TT)
Commented by kazeyohuke-byun at 2012-07-09 08:48
hobo-ryuさん
ありがとうございます^^
今回は授業だけではなく、
全校や学年集会で話す機会もあったのですが、
あんなに多くの生徒を前にするのは初めてなので、ど緊張でした!!
高校生って講話とかちゃんと聞くのかなー…なんて思っていたのですが、
みんな真剣に、そして度々爆笑しながら聞いてくれて嬉しかったです♪
ただ、原稿を読むのが苦手なので、
どの集会での講話もノー原稿で挑んだのですが、
いずれも話しすぎて時間オーバー(苦笑)
さらに先生方からは、お笑いの勉強でもしたのか、と言われる始末…。

最終週レポ、しばしお待ちくださいね!
by kazeyohuke-byun | 2012-07-07 00:28 | ひとり言。 | Comments(4)